日本のUSJにもハリーポッターのエリアがありますが、フロリダのユニバーサル・オーランドは規模がとても大きく、ハリーポッター好きなら1度は訪れたい場所です。
今回はユニバーサル・オーランドのハリーポッターエリアだけに5時間滞在した私が、見どころや感想をご紹介していきます。
目次
概要
ユニバーサル・オーランドには、ユニバーサル・スタジオ・フロリダと、アイランズ・オブ・アドベンチャーの2つのパークがありますが、ハリーポッターエリアはその2パークにまたがっています。
ユニバーサル・スタジオ・フロリダには、ダイアゴン横丁があり、アイランズ・オブ・アドベンチャーには、ボグワーツ城がありますよ。
ボグワーツ特急で2つのパークを移動
ユニバーサル・スタジオ・フロリダと、アイランズ・オブ・アドベンチャーの2つのパークをホグワーツ特急で移動することができます。
パークを移動するわけなので、どちらか1つのパークチケットだけではボグワーツ特急に乗ることはできません。
2パークのパークチケットが必要なので注意してくださいね。
このボグワーツ特急は、単なる移動手段ではなく、これ自体が1つのアトラクションになっています。
移動中の窓の外には、ハリーポッターの世界が広がっていて、廊下ではロンやハーマイオニーの話し声が聞こえたりと、移動中もわくわくが止まりません。
往復で少し展開される内容が違うので、せっかくなら往復で乗ることがおすすめです。
ちなみに私は何回かパークを移動したため6~8回くらい乗りましたがさすがに、最後の方は感動が薄れ、無表情で乗っていました(笑)
乗車中はカメラやビデオは禁止なので、マナーを守って乗車しましょう。
ボグワーツ特急の外観はみなさん写真を撮っていましたが、乗車中には1人も写真を取っている人を見かけませんでした。
みなさんマナーよく楽しんでいました。
写真撮影にもグッド!見栄えのするスポット多数
火をふくドラゴン
グリンゴッツ魔法銀行の上には大きなドラゴンがいて、定期的に火を吹きます。
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 part2」で、ドラゴンはグリーンゴッツ(銀行)を守るために、ほとんど虐待並みにきつくしつけられて、鎖でグリーンゴッツ内に縛り付けられていました。
グリーンゴッツに忍び込んだハリーポッターたちは、グリーンゴッツから逃げるために、ドラゴンを縛り付けていた鎖を破壊し、ドラゴンの背中に乗ってグリーンゴッツから脱出するというシーンがあります。
ドラゴンの首には切れた鎖があり、この名場面をしっかり再現しています。
ドラゴンの炎に目が行きがちですが、このような細かいところまでぜひチェックしてみてくださいね。
夜の騎士バス
ダイアゴン横丁の入り口前には、映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でハリーポッターを乗せて走ったあの夜の騎士バスがあります。
映画でこのバスは、魔法界ではなく人間界を走っていたため、パーク内でもハリーポッターのエリアの外にあります。
ダイアゴン横丁へは、この夜の騎士バスのすぐ近くから入ることができますよ。
ダイアゴン横丁への入り口がわかりずらいため、夜の騎士バスを目印にすると良いですね。
アトラクション
グリンゴッツからの脱出
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 part2」のシーンがアトラクションになっています。
映画を見ていない人はぜひ事前にチェックしてましょう。
3D映像+ジェットコースターというイメージです。
ハリーポッターの登場人物が3Dで現れ、ハリーポッター好きにはたまりません!
アトラクション乗車までの通路ではグリンゴッツで働くゴブリンを見ることができ、グリーンゴッツを再現しています。
みんな写真や動画を撮るのに必死でした。
もちろん私も撮っています(笑)
実際のアトラクションでは、トロッコに乗るのですが、動きが激しく3D映像との組み合わせで、とてもスリルがあります。
初めに暗闇の中に落ちていくコースがあり、少し浮遊感を感じるかもしれません。
ジェットコースターが苦手な人にとってはドキドキのスタートになりますが、落ちるのは初めだけであとは横揺れや横回転などで、ジェットコースター的な怖さはほとんどありません。
将来的に日本のUSJにもできるかもしれませんが、残念ながらまだそういった話は聞きませんね。
ハリーポッターの世界を満喫でき、スリルもありとても楽しいアトラクションのため、ぜひ乗ってみてほしいです。
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー
3Dの爽快感あふれるアトラクションです。
日本のUSJのものとほとんど同じですが、言語が英語なので本場の雰囲気を感じられます。
USJでは200分待ちもあるアトラクションですが、ユニバーサル・オーランドではまったく待たずにスイスイ進めます。
乗車場所までのセットも作りこまれているので見ごたえがありますが、スイスイ進みすぎてあまり見ることはできませんでした(笑)
フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ
こちらは日本のUSJにもありますが、USJのものと内容はほとんど同じです。
ただあまり並ばずに乗れるのでこの機会に思う存分体験しましょう。
ちなみに私はエクスプレス・パスをつかったので3分待ちくらいで乗ることができましたが、エクスプレス・パスを使わなくても15分もあれば乗れそうでした。
3Dのアトラクションが多く目が疲れてきますが、こちらのフライト・オブ・ザ・ヒッポグリフは3D映像は一切なく、気持ちの良い景色や風があり爽快感を感じることができます。
ドラゴン・チャレンジ
こちらは怖そうだったため私は乗っていません・・・(笑)
乗るまでの並ぶ場所では、作りこみがすごくハリーポッターの世界感を味わえるようです。
絶叫アトラクション好きの人は楽しくのれると思います。
待ち時間はどれくらい?エクスプレス・パスを有効活用しよう
ハリーポッターエリアのアトラクションは全てエクスプレス・パスに対応しています。
以前は人気すぎたため、エクスプレスパス非対応だったようですが、今は対応しているので安心です。
エクスプレス・パスを使えば、どのアトラクションも5分くらいで乗ることができます。
とはいっても、ユニバーサル ・オーランドは日本のUSJと比べて全然混んでいないので、エクスプレス・パスを使わなくてもすぐに乗ることができますよ。
ちなみに私は間違えてスタンバイの方の列に並んでしまったことが数回ありましたが、スタンバイでもエクスプレス・パス同様に、5分くらいで乗ることができました!
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーやグリーンゴッツからの脱出はかなり揺れるため、アトラクション乗車前に荷物をロッカーに入れなければいけませんが、間違えてエクスプレスパスも一緒にしまってしまわないように気をつけてくださいね。
飲食店
三本の箒
日本のUSJにもあるお店です。
ハリーポッターの映画でも出てくるおなじみのお店ですね。
ユニバーサル ・オーランドの飲食店は、朝は閉まっていることが多いですが、こちらの3本の箒は朝から開いていました。
朝だけ限定のパンケーキのメニューなどもありますが、朝にしては量が結構多いので日本人には少しきついかもしれません。
頼んでもいないのに、はちみつや、ジャムや、バターをたくさんつけてくれ、アメリカを感じます(笑)
朝からガッツリ食べたい人にはおすすめです!
上の写真は、私が食べた朝食のものですが、朝食でこのボリュームだと、昼や夜はもっとボリュームがすごそうです(笑)
フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラー
名前から想像がつくかもしれませんが、こちらはアイス屋さんです。
バタービール味のアイスなど、変わったアイスが売っています。
オーランドは年間で暑い日が多いので、アイスでひんやりしましょう。
バタービール・ギリーウォーター・パンプキンジュース
日本のUSJでも有名なバタービールは、ユニバーサル・オーランドでも飲むことができます。
バタービールに加え、映画にも出てきたギリーウォーターやパンプキンジュースもありますよ。
これらは、ハリーポッターエリア内のいたるところに売っているため少し歩けば見つけることができます。
パンプキンジュースはビンの上にかぼちゃの飾りが乗っていて、見た目もかわいいですよ!
グッズ
グリーンゴッツ両替所で魔法界のお金に両替
ドルから、魔法界のお金に両替することができ、交換したお金はハリーポッターのエリア内で実際に使用することができます。
お土産として記念に持ち帰ることもできますよ。
ハリーポッターのエリア内でしか使えずとても使いずらいため、個人的には使用目的で買うよりも、記念に持ち帰る用で交換するのが良いかなと思います。
ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ
ウィーズリー家の双子のフレッドとジョージのお店です。
日本のUSJでもおなじみの、百味ビーンズやカエルチョコも売っています。
もちろん日本にはないグッズもたくさん売っていますし店内の内装も奇抜なものが多くいので、見ているだけでも楽しめます。
魔法動物ペットショップ
映画でハーマイオニーがクルックシャンクスを購入したお店で、主に魔法動物のぬいぐるみを買うことができます。
写真は、店内の天井です。
こちらのお店に限らず、ハリーポッターエリアのお店の天井は作りこみがしっかりとされていてとても見ごたえがあるので、天井まで是非チェックしてみてくださいね。
ハリーポッターのスピンオフの映画、「ファンタスティック・ビースト」ではたくさんの魔法動物がでてくるので、今後この魔法動物のお店も人気が高まってくるのではないでしょうか。
魔法が使える杖がある
ハリーポッターに出てくる杖が売っていて、見ているとほしくなってついつい買ってしまいます。
日本のUSJでも杖は売っていますが、日本の杖は魔法が使えません。
ユニバーサル・オーランドでは、通常の魔法が使えない杖と魔法が使える杖の2種類の杖が売っています。
少しお値段が高いですが、せっかくなら魔法が使える杖を買いましょう!
ハリーポッターエリアの指定の場所で呪文を唱えながら杖を振ると、雨が降ってきたりカーテンが開いたりと魔法が使えます。
魔法使いになったような気分を味わいましょう。
ちなみに、呪文は子供でさえ唱えている人はほとんどおらず、みんな無言で杖を振っていました。
恥ずかしい人は呪文は唱えなくても良さそうです・・・(笑)
ハリーポッターのいろいろなショーが楽しめる
ホグワーツ城で行われるプロジェクションマッピングのショー(USJでいうとホグワーツ・マジカルナイト)や、ホグワーツの生徒によるコーラスのショー(フロッグ・クワイヤ)や、ホグワーツ以外の学校の生徒によるパフォーマンスのショー(トライウィザード・スピリット・ラリー)など、ハリーポッターエリアでは様々なショーが行われています。
開催頻度や時間は季節や時期によって変わるようなので、当日パークのスタッフに確認すると良いですよ。
絶対に見たいショーがある人は、事前にホテルに問い合わせてみましょう。
旅行代理店で旅行の手配をしているのなら旅行代理店の担当者経由で、ホテルに問い合わせてもらうようにすると手間もかからないので良いですね。
海外への電話やメールなど不安なこともあると思うので、こういったときに旅行代理店での旅行の手配は助かります。
ハリーポッターシリーズを見たことがない人は事前の予習がおすすめ
ハリーポッターの映画をしっかり見たことのない人は、ぜひハリーポッターの映画を見てから行ってほしいです。
やっぱり映画を見ているのと見ていないのとでは、ハリーポッターエリアに入ったときの感動が違います!
特に、映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 part2」は、ユニバーサル ・オーランドのアトラクションの、グリンゴッツからの脱出の元になったシーンがあります。
全然の映画を見る時間がないという人は、ここだけでも見ておくと良いかもしれません。
とは言ってもここだけ見ても訳が分からないと思うので、できればハリーポッター好きの人に解説をお願いしましょう(笑)
さいごに
ユニバーサル・オーランドのハリーポッターエリアは、ハリーポッターの世界感をしっかり再現していて感動します。
ハリーポッター好きの人でもそうでない人でも楽しめると思います!
オーランドに旅行に行く際は、ぜひユニバーサル・オーランドにも行ってみてくださいね。